令和8年熊本地震に関するお知らせ(災害支援ナース・熱中症対策について)
- 2026/07/29
- 看護協会
令和8年熊本地震に関する茨城県看護協会会長メッセージ(2026年7月29日)
令和8年7月28日(火)に発生いたしました熊本県熊本地方を震源とする地震により、被災された皆様ならびにそのご家族・関係者の皆様に、謹んで心よりお見舞い申し上げます。
また、今なお不安と不便が続く避難生活のなか、皆様の安全と健康が守られ、一日も早く穏やかな日常を取り戻せますよう深くお祈り申し上げます。
あわせまして、厳しい暑さのなか、最前線で救助・救援活動にあたられている災害救助隊や自治体関係者の皆様、そして地域の医療・看護の灯を守り、被災された方の命と健康を支えるために最前線で尽力されている医療機関および看護職員の皆様に、心より深く敬意を表しますとともに、感謝と労いを申し上げます。
当協会に当協会におきましても、日本看護協会および関係機関と密に連携を図り、必要な支援体制の確保と情報発信に努めてまいります。
皆様の安全と被災地の早期復旧を心よりお祈り申し上げます。
茨城県登録の災害支援ナースの皆様へ
現在のところ(7/29時点)、災害支援ナースの派遣要請はございません。
報道では36市町村4700人避難という情報があり、今後の被害状況によっては、さらに避難者が増える可能性もあります。
さらには、今週の熊本県の天気予報では、気温も40度にせまる予報も出ていますので、避難所等において、熱中症等体調不良者が多く出ることが予想されます。
災害支援ナースの皆様につきましては、本県に派遣要請がくることも想定し、EMISへの登録、情報確認のほか、ご自身の体調を整えておいてください。
また、災害支援ナースが所属している県内協定病院管理者の皆様につきましては、派遣要請があった際には、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、災害支援ナース派遣にかかる情報につきましては、随時、本会ホームページ(災害看護)等により情報提供していきます。
災害時は、停電・断水・避難生活などにより、通常よりも熱中症のリスクが高まります。
特に高齢者、乳幼児、妊婦、持病のある方は注意が必要です。
災害時の熱中症対策
1. こまめな水分補給
- のどが渇く前に水分を飲みましょう。
- 1回にたくさん飲むより、少量ずつこまめに飲むことが大切です。
- 大量に汗をかいた場合は、水だけでなく経口補水液やスポーツドリンクなどで塩分も補給しましょう。
2. 涼しい環境をつくる
- 日陰や風通しの良い場所で過ごしましょう。
- 避難所では窓を開けて換気し、風を通します。
- 扇風機や携帯ファンが使用できる場合は活用しましょう。
- 冷却シートや濡れたタオルで首・脇・足の付け根を冷やすと効果的です。
3. 服装を工夫する
- 通気性・吸湿性の良い服を選びましょう。
- 帽子や日傘で直射日光を避けます。
- 黒色より明るい色の衣服の方が熱を吸収しにくくなります。
4. 食事をしっかりとる
- 食事を抜くと体力が低下し、熱中症になりやすくなります。
- 塩分やミネラルを含む食品も適度に摂りましょう。
5. 周囲で声を掛け合う
- 高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなることがあります。
- 「水分を飲んでいますか?」「体調は大丈夫ですか?」と声を掛け合うことが大切です。
【熱中症が疑われる症状】
次のような症状があれば熱中症を疑いましょう。
- めまい・立ちくらみ
- 筋肉のけいれん
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- 強いだるさ
- 意識がぼんやりする、呼びかけに反応しない
【熱中症が疑われたら】
- 涼しい場所へ移動する。
- 衣服をゆるめ、風を当てる。
- 首・脇・足の付け根を冷やす。
- 意識がはっきりしていれば、水分・塩分を補給する。
- 意識がない、受け答えがおかしい、水分を飲めない場合は、ためらわず119番通報し、救急要請を行いましょう。
令和8年7月29日
公益社団法人茨城県看護協会 会長 中島貞子
