令和8年熊本地震に関するお知らせ(災害支援ナース・熱中症対策について)

令和8年7月28日(火)に熊本県熊本地方を震源とする令和8年熊本地震により、被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

茨城県登録の災害支援ナースの皆様へ


現在のところ(7/29時点)、災害支援ナースの派遣要請はございません。
報道では36市町村4700人避難という情報があり、今後の被害状況によっては、さらに避難者が増える可能性もあります。
さらには、今週の熊本県の天気予報では、気温も40度にせまる予報も出ていますので、避難所等において、熱中症等体調不良者が多く出ることが予想されます。
災害支援ナースの皆様につきましては、本県に派遣要請がくることも想定し、EMISへの登録、情報確認のほか、ご自身の体調を整えておいてください。
また、災害支援ナースが所属している県内協定病院管理者の皆様につきましては、派遣要請があった際には、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、災害支援ナース派遣にかかる情報につきましては、随時、本会ホームページ(災害看護)等により情報提供していきます。
災害時は、停電・断水・避難生活などにより、通常よりも熱中症のリスクが高まります。
特に高齢者、乳幼児、妊婦、持病のある方は注意が必要です。

災害時の熱中症対策


1. こまめな水分補給

  • のどが渇く前に水分を飲みましょう。
  • 1回にたくさん飲むより、少量ずつこまめに飲むことが大切です。
  • 大量に汗をかいた場合は、水だけでなく経口補水液やスポーツドリンクなどで塩分も補給しましょう。

2. 涼しい環境をつくる

  • 日陰や風通しの良い場所で過ごしましょう。
  • 避難所では窓を開けて換気し、風を通します。
  • 扇風機や携帯ファンが使用できる場合は活用しましょう。
  • 冷却シートや濡れたタオルで首・脇・足の付け根を冷やすと効果的です。

3. 服装を工夫する

  • 通気性・吸湿性の良い服を選びましょう。
  • 帽子や日傘で直射日光を避けます。
  • 黒色より明るい色の衣服の方が熱を吸収しにくくなります。

4. 食事をしっかりとる

  • 食事を抜くと体力が低下し、熱中症になりやすくなります。
  • 塩分やミネラルを含む食品も適度に摂りましょう。

5. 周囲で声を掛け合う

  • 高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなることがあります。
  • 「水分を飲んでいますか?」「体調は大丈夫ですか?」と声を掛け合うことが大切です。

熱中症が疑われる症状

次のような症状があれば熱中症を疑いましょう。

  • めまい・立ちくらみ
  • 筋肉のけいれん
  • 頭痛
  • 吐き気・嘔吐
  • 強いだるさ
  • 意識がぼんやりする、呼びかけに反応しない

熱中症が疑われたら

  1. 涼しい場所へ移動する。
  2. 衣服をゆるめ、風を当てる。
  3. 首・脇・足の付け根を冷やす。
  4. 意識がはっきりしていれば、水分・塩分を補給する。
  5. 意識がない、受け答えがおかしい、水分を飲めない場合は、ためらわず119番通報し、救急要請を行いましょう。

令和8年7月29日
公益社団法人茨城県看護協会 会長 中島貞子